(2024/04/22)
Static Ver.7.0 バージョンアップ情報
■ 主なアップデート
- 64bitに対応しました。
- ロガー、データシート、データモニタのウィンドウ位置を保存できるようになりました。[詳細]
TDS-630
、TS-960
について、ロガーのアナログ出力に対応しました。[詳細]
- 拡張CHの演算式を追加しました。[詳細]
- ロガーウィンドウのモニタデータを読み上げる機能を追加しました。[詳細]
- 連続して表示される静止画を動画にする機能([ビデオ(O)/静止画・動画ファイル(A)...])は、ファイル形式がMP4になり、動画作成時間が短縮されます。[詳細]
- 複数台のPCが同じ時刻で計測を行う同期計測ができるようになりました。[詳細]
■ 新機能
ロガー,データシート,データモニタウィンドウ位置も保存する機能
TMLアナログ出力設定
TMLアナログ出力機能が追加されました。
この機能を有効にすると、Staticからロガーのアナログ出力を制御することができるようになります。
- この機能を有効にすると、アナログ出力に対応しているロガー
TDS-630
、TS-960
において、ロガーのアナログ出力設定を取得・適用することができます。
- 通常、Staticはロガーをダイレクト計測に設定して計測を行います。この機能を有効にすると、ロガーをメジャー計測に設定して計測を行うようになります。
音声読み上げ
- ロガーウィンドウのモニタデータを読み上げる機能を追加しました。
CH設定編集関連
計測CH設定:
- ロガーのアナログ出力が有効になっている際に、ロガーに設定された演算式の値を取得するモードを追加しました。
- モーションキャプチャ版(オプション)のマーカ設定で、XYZを一括で設定する右クリックメニューを追加しました。
拡張CH設定:
- 拡張CH設定での演算式を追加しました。
- データ範囲内に無効値があった場合、それを除いて最大値、最小値、平均値などを計算する関数が追加されました。
- モーションキャプチャ版(オプション)で使用できる関数が追加されました。(座標値・初期値座標の取得、2点間距離、せん断変形角、偏差ひずみ第2不変量など)
データシート
- データ番号選択列が追加されました。コメント入力ウィンドウで使用できます。
コメント入力
- データシートで選択されたデータ番号をデータ番号列に設定する右クリックメニューを追加しました。
- 行ハイライト列を追加しました。コメントと同時に、行ハイライトも設定できるようになります。
TMLオフセット設定
- TDS-630、TS-960において、ロガー内の設定である「オフセット値」を取得します。他の機種では利用できません。
- TS-960は、オフセット値の取得のほかにオフセット値の設定もできます。TDS-630は、オフセット値の取得のみできます。
プロットデータ範囲一括設定
- グラフの「系列」設定の中の「プロットデータ範囲」設定の、「開始点番号」「終了点番号」を一括で変更できます。
グラフウィンドウ同一サイズ
- 複数のグラフウィンドウを指定して、一括で同じサイズにすることができます。
同期計測
同期計測が追加されました。
この機能は、複数台のPCで同じ時刻で計測を行うことができます。
※同期計測するPCの台数分の本ソフトのライセンスが必要です。
- メインPCの計測に基づいて自動的にサブPCの計測が開始されます。
- 同期計測した他のPCで取得したデータと画像をお互いに使用することもできます。
■ 改善と修正
センサモード(メニューから移動)
- センサモード設定は、CH設定に移動しました。また、センサモードに連動するモーションキャプチャ版(オプション)の設定もCH設定に移動します。
- ボックスタイプの設定は、[ロガー(L)/TMLボックスタイプ(B)...]に移動しました。
[ロガー(L)/TMLボックスタイプ(B)...](メニューに追加)
- TDS-303、530、540、630において、スイッチボックスのタイプを設定できます。他の機種は利用できません。
- スイッチボックスの有効/無効を切り替えることができます。
CH設定編集関連
計測CH設定:
- センサモード設定がここに移動します。
- センサモードをJUMPにしたCHは、イニシャル取得に自動で「No」が選択されるようになりました。
共通:
- 右クリックメニューの「文字の置き換え(R)...」「演算式のCH入れ替え(C)...」で表示されるウィンドウがモードレスになりました。
(モードレス:そのウィンドウを表示しながら、別のウィンドウを操作できるようになります。)
- CH設定No.を大きく表示しました。
[ビデオ(O)/静止画・動画ファイル(A)...]
- 作成される動画ファイルの形式は自動的にMP4になります。これにより、例えばVer.6では15分かかっていた動画作成が、Ver.7では3分ほどに短縮されます。
- 動画作成中に進捗が表示されます。
- 動画作成中にキャンセルできるようになりました。
[ビデオ(O)/静止画・表示オブジェクト(G)]
[ロガー(L)/機種(T)...]
- RS-232CのCOMポートを自動検出する機能を追加しました。
[全体(A)/タイトル(T)...]
- 「グラフがちらつく場合に256色で描画」設定が追加されました。
- 「各ダイアログの位置を『OK』ボタン押下時に保存」設定が追加されました。